VIAVI、第 3 回グローバル O-RAN プラグフェストに参加

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O-RAN アライアンスの第 3 回 プラグフェストは、 複数の国が参加し2021 年 10 月および 11 月に一連のオンサイトデモが実施されました。

VIAVI は、以下の場所でのプラグフェストのテストとデモにおいて、ベンチマークと検証に貢献しました。

  • ニューブランズウィック(米国):AT&T および Verizon とラトガース大学主催
  • メンロパーク(米国):TIP Community Lab での AT&T および Verizon と Meta 主催
  • ベルリン(ドイツ):独 Telekom 主催
  • マドリッド(スペイン):Telefónica 主催
  • グルガオン(インド):Airtel 主催
  • 東京(日本):横須賀リサーチパーク主催、楽天モバイルなどの主要サービスプロバイダーが参加
  • 台湾:Auray OTIC および Security Lab と中華電信主催
O-RAN Plugfest
「O-RAN プラグフェストのたびに、私たちは、サービスプロバイダーの増加、ベンダーの急増、また成熟に向けたテクノロジー進歩の明確な兆候を目にしてきました。」

サメハ・ヤメ二ー(Sameh Yamany)、VIAVI 最高技術責任者

 

今回のプラグフェストでは、RAN インテリジェントコントローラー(RIC)への注目が高まる中、O-RAN エコシステムの急激な進化が実証されました。RIC はネットワークリソースの管理のあり方を変え、人工知能とビッグデータを日々の業務に取り込みます。この新しいテクノロジーの導入に伴うリスクを軽減するために、事業者は VIAVI の TeraVM RIC テストなどのツールを利用して、各種 RAN シナリオでの RIC のパフォーマンステスト、rApp および xApp の機能テストを実施し、さらには AI モデルのトレーニングに必要なデータの生成手段を提供しました。

O-RAN 仕様のための VIAVI テストスイートは、適合性、パフォーマンス、相互運用性、および End-to-End のテストにも対応しました。

O-RU(Open Radio Unit)と O-DU(Open Distributed Unit)

Casa Systems の Apex 5G Evo Radio は、VIAVI TM500 O-RU テスターと Rohde & Schwarz の SMW200A ベクトル信号発生器(VSG)、FSW 信号およびスペクトラムアナライザ、ベクトル信号エクスプローラー(VSE)ソフトウェアとの組み合わせで検証されました。Sercomm の Small Cell O-RU/O-DU のパフォーマンステストは、VIAVI TeraVMO-CU シミュレーターと TeraVM コアエミュレーターを使用して実施されました。Foxconn/WNC/Alpha/ITRI O-RU は、VIAVI TM500 O-RU テスターを使用してテストされました。

O-CU(Open Central Unit)

クラウドネイティブルーターにインストールされた Accelleran の O-CU のパフォーマンス(負荷/スケール)テストは、VIAVI TeraVM O-CU テスターを使用して実施されました。

OFH(Open Fronthaul)

インテルの FlexRAN™ リファレンスソフトウェアと Capgemini Engineering の O-CU、O-DU、および コア間の OFH 相互運用性は、グランドマスタークロックとして IP Infusion のフロントホールスイッチを使い、VIAVI TM500O-DU テスターおよび E500UE エミュレーターを使用して検証されました。VIAVI は、グランドマスターを使用した Ciena 5164 および 5168、さらには Cisco NCS540 での Xhaul トランスポートおよび同期テストで MTS-5800 も提供しました。

End-to-End の相互運用性テスト

Foxconn の O-RU と別のベンダーの O-DU および O-CU を組み合わせたテストは、VIAVI E500UE エミュレーターおよび TeraVM コアエミュレーターを使用して実施されました。OFH とEnd-to-End の相互運用性は、TeraVM コアエミュレーターと Foxconn の O-RU、Capgemini の O-DU/O-CU および商用デバイス間でデモされました。

RAN インテリジェントコントローラー

Accelleran の dRAX™ RIC と xApps、TCS の RIC とトラフィックステアリング xApp の検証には、TeraVM RIC テストが使用されました。TeraVM RIC テストはまた、楽天コミュニケーションズプラットフォーム(RCP)のデモにも貢献しました。これは、rApp 影響補正や最新の O-RAN SC RIC スタックで動作する RAN 最適化 xApp などの RAN 自己修復と最適化を可能にするプラットフォームです。

VIAVI は、O-RAN ネットワークのラボでの検証やフィールド展開、サービス保証のための市場で最も包括的なテストプラットフォームを提供しており、オンプレミス、パブリッククラウド、プライベートクラウドおよび Test as a Service (TaaS) として展開することができます。85% を超える NEM が gNB の開発に VIAVI の RANtoCore プラットフォームを 採用しており、VIAVI は O-RU、O-CU、O-DU、RIC、およびコア要素の適合性とパフォーマンス、相互運用性のための、市場をリードするユニークな 5G およびオープン RAN テストソリューションを提供しています。


Rakuten and VIAVI Solutions combine their 5G network expertise to share practical lessons on how operators and their customers can benefit from the scale of cloud-native deployments.

Over 85% of NEMs are using VIAVI RANtoCore Solutions for gNB development.